肉体的・精神的にも大きく成長する幼児期の子供たちが健全に育っていくには、それを見守る大人たちが、適切な環境・教育を与える必要があります。ご家庭とDUCKで連携をとり最適な状態をつくってゆきたいと考えております。
バイリンガルくらぶ(週5日制クラス)では、お天気の良い日は毎日外に出て遊びます。近辺の公園へは、安全な遊歩道を通ってDUCKから行くことができます。その日の目的にあわせて使用公園を選び、広々としたグラウンドで体操や競技をしたり、大自然を遊び道具に季節の移り変わりを感じたりします。
歩くことは体力づくりの基本です。短い距離からスタートし、少しずつ長い距離を歩けるようにしていきます。また、冬季にはジョギングにも挑戦します。
初めて集団生活をスタートする幼児には、して良い事・悪い事、言って良い事・悪い事、お友達や先生との関わり方など、色々な場面でその都度きめ細かく指導していくことが大切だと考えています。そのために、講師はあらゆる場面の目撃者であり、よき指導者であることが要求されます。DUCKでは常に複数講師の目で子供たちを見守っています。
それぞれの国の人が、それぞれの母国語を無理なく話しているように、人間にはどんな言葉でも習得する能力がもともと備わっているのです。一番大切なのは、最適期にその環境を与えることです。
では、最適期とはいつでしょうか?
私は0歳、いえ胎児からと考えています。考えてみてください。「まだ早すぎる」「どうせわからないから」と、3歳まで自分の子供に全く話しかけない母親がいるでしょうか?母親は自分の身体の中に生命の誕生を知ったその日から、常に子供に話しかけているでしょう。そして2歳を過ぎた頃から子供は、コップから水があふれ出すように言葉を話しはじめます。このすばらしい言葉習得能力は、神様が一生に一度、この時期だけに与えてくださる贈り物です。
この言語習得の最適期を無駄にしないためには、良い環境を作ってあげることが大切です。
自分の子どもは、将来どの国を基盤にして生活していくのか? もしそれが日本であるならば、日本人としてのアイデンティティーを確立し、日本社会できちんと適応していけるようにすることが大切であると考えます。日本人としてその言語と文化を充分に習得し、さらに道具としての英語技能を身に付けていただくことが、DUCKの目標とする英語教育です。
欧米では個人主義が主流であり、個人の能力や個性を伸ばすことを重視しています。DUCKでは一人一人の個性を大切にし能力を伸ばすとともに、集団の中の一人として自分を伸ばす教育もあわせて行います。